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エマージェンザ・ジャパン2014 準決勝 Vol.9リポート

5月25日(日)、渋谷 eggmanで、エマージェンザ日本準決勝のVol.9が開催されました。

予選を勝ち抜いた6バンドと繰り上げ2バンドから、会場の観客の挙手による投票で、ILLDEPENDENCEが決勝進出となりました。

出場バンド:SHiFT(繰り上げ出場) / メランコリカ / ILLDEPENDENCE / KASSTRICK BACTERIA / Last child / The Drugstore / 東京シネマパラダイスオーケストラ / Red Clay and Wattage(繰り上げ出場) ※全8バンド(出演順)

準決勝Vol.9決勝進出者発表の模様
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1位 ILLDEPENDENCE(87票)
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<コメント>

ついに2014シーズンの準決勝も最終日を迎えました。

Vol.9は繰り上げ出場組が2バンドありました。3月22日に予選を勝ち抜いたSOLMA (Soul Kitchen Market)が事情により欠場した分と、元々空席だった分のようです。

そのためか、若干観客も少なめで、ILLDEPENDENCEが決勝進出を果たしたのも、運を掴んだといえるかもしれません。運も実力の内と言いますが、単純に数字で比較できないジャンルのコンテストでは、運こそは最大の武器かもしれません。

さて、決勝に進出したそのILLDEPENDENCEですが、徹底してラップのみで展開するロックです。

準決勝では、MC的な部分をアドリブでラップしている様子が見て取れ、それがみごとに破たんなくラップとして成立していました。大したものだとおおいに感心しました。

ラップのJABBAR-LOWは、おそらく日常生活すべてをラップでこなせるのではないでしょうか。

ILLDEPENDENCEは歌メロの部分がないため、ちょっと派手さに欠けるのではないかと思いますが、その渋さがワビ/サビ的な境地に達しているのではないかと感じました。

決勝ではどういう戦い方をしてくれるのか楽しみです。

※コメントは、インディーズチケットオンライン管理人の個人的な見解に基づくインディーズ批評の試みです。

エマージェンザ・ジャパン2014 準決勝 Vol.9 Live Information

エマージェンザ2014の日本準決勝Vol.9が、5月25日(日)に渋谷 eggmanで開催されます。2014シーズン最後の準決勝です。出場8バンド中1バンドが決勝に進みます。

Emergenza Japan 2014 準決勝 Vol.9

日時:2014年5月25日(日)  開場/開演 17:00 / 17:20
出場バンド:SHiFT(繰り上げ出場) / メランコリカ / ILLDEPENDENCE / KASSTRICK BACTERIA / Last child / The Drugstore / 東京シネマパラダイスオーケストラ / Red Clay and Wattage(繰り上げ出場) ※全8バンド

会場:渋谷 eggman 〒150-0041 渋谷区神南1-6-8
前売/当日:¥2,500 / ¥3,000 ドリンク代¥500別

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エマージェンザ・ジャパン2014 準決勝 Vol.8リポート

5月18日(日)、渋谷 eggmanで、エマージェンザ日本準決勝のVol.8が開催されました。

予選を勝ち抜いた8バンドから、会場の観客の挙手による投票で、THE TISTと廃人トニック006の、2バンドが決勝進出となりました。

出場バンド:SUPER☆ROMANTICS / RumRed / Violet G Queen / 廃人トニック006 / THE TIST / FUNZ / MyTR / Jack cloud9 ※全8バンド(出演順)

準決勝Vol.8決勝進出者発表の模様
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1位 THE TIST(154票)
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2位 廃人トニック006(150票)
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<コメント>

RumRedは、予選の時はEDENというバンド名でした。

ギターが抜けて、メンバーが代わったためのバンド名の変更のようでした。

RumRedは、2013シーズンも出場したバンドで、まさか予選から準決勝の間にバンド名が変わるようなことがあるとは思いませんでした。つくづく「バンドは難しいなぁ~」と思いました。

EDENをみていると、女性ヴォーカルがバンドを引っ張っている印象もありましたし、メンバーが代わっての演奏も以前と比べて遜色を感じるものではなかったので、いっそうバンド名が変わったことが気になりました。

気になってWebを検索していたら、ヴォーカルのまいまいが書いているブログ「Happy★舞Rock」がありました。そこには、

「EDENギターしんじが、家庭の事情で神戸の実家に
帰らなければいけなくなってしまいました。」

という記事がありました。

まいまいはEDENのオリジナルメンバーではなく、あとから参加したメンバーで、バンドに誘ってくれたのがギターのしんじだったようです。

「しんじが私をボーカルに誘ってくれたんだけど、」

「しんじがいないEDENはEDENではないので、
しんじが帰ってくるまでは、EDENではライブをしないことに決めました。」

というのがバンド名を変えた理由だったようです。

※コメントは、インディーズチケットオンライン管理人の個人的な見解に基づくインディーズ批評の試みです。

エマージェンザ・ジャパン2014 準決勝 Vol.7リポート

5月17日(土)、渋谷 eggmanで、エマージェンザ日本準決勝のVol.7が開催されました。

予選を勝ち抜いた8バンドから、会場の観客の挙手による投票で乱舞虎が決勝進出となりました。

出場バンド:あすかMACHINE GUNZ. / 奏手候Kanadetesourou / The Knock sight back / 乱舞虎 / BOND-T / THE MILLIBAR3 / Sengen. / Otherside ※全8バンド(出演順)

準決勝Vol.7決勝進出者発表の模様
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1位 乱舞虎(129票)
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<コメント>

「今年のエマージェンザの準決勝はレベルが高いな」と、再三ですが思います。

コメントも一筋縄ではいきません。単純にコメントすれば、好きか嫌いかだけの話になりそうです。

そこで、違和感があったバンドのほうが、レベルが上なのではないかと思い始めました。

本当にすごいものは、簡単には呑み込めず、ごりごりした違和感を感じながら、最終的に引き込まれていくものでもあるからです。

そういう意味で、巧いとは思いながら、すっきりしなかったのは、乱舞虎とTHE MILLIBAR3の二組です。

THE MILLIBAR3は予選のときから、その衣装と音楽、バンド・コンセプトの齟齬に落ち着きの悪さを感じていましたが、準決勝でもそれは変わりませんでした。

乱舞虎は、そのステージ進行です。ありていに言えば、自分のバンドのファンだけを相手にしたようなステージ進行(MC)に違和感を感じたと言ったらいいでしょうか? そのステージ進行やMCと、それに反して意外とリリカルな音楽との間のずれです。

自分のバンドのファンだけを相手にしたようなステージを展開するバンドは結構多いので、乱舞虎の場合、事はそう単純でないと思います。ギター/ヴォーカルの川村いさびュリホーの、独特な個性によるところかもしれません。

そうした違和感を少し積極的に評価してみようかと思った次第です。

※コメントは、インディーズチケットオンライン管理人の個人的な見解に基づくインディーズ批評の試みです。

エマージェンザ・ジャパン2014 準決勝 Vol.7/Vol.8 Live Information

エマージェンザ2014の日本準決勝Vol.7/Vol.8が、5月17日(土)・18日(日)に渋谷 eggmanで開催されます。決勝に進めるのは各日1バンドのみです。

Emergenza Japan 2014 準決勝 Vol.7

日時:2014年5月17日(土)  開場/開演 17:00 / 17:20
出場バンド:あすかMACHINE GUNZ. / 奏手候Kanadetesourou / The Knock sight back / 乱舞虎 / BOND-T / THE MILLIBAR3 / Sengen. / Otherside
 ※全8バンド

Emergenza Japan 2014 準決勝 Vol.8

日時:2014年5月18日(日)  開場/開演 17:00 / 17:20
出場バンド:SUPER☆ROMANTICS / RumRed / Violet G Queen / 廃人トニック006 / THE TIST / FUNZ / MyTR / Jack cloud9 ※全8バンド

会場:渋谷 eggman 〒150-0041 渋谷区神南1-6-8
前売/当日:¥2,500 / ¥3,000 ドリンク代¥500別

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エマージェンザ・ジャパン2014 準決勝 Vol.6リポート

5月11日(日)、渋谷 eggmanで、エマージェンザ日本準決勝のVol.6が開催されました。

予選を勝ち抜いた8バンドから、会場の観客の挙手による投票でチープBlueが決勝進出となりました。

出場バンド:MONSTER大陸 / Muscular Pain / 中野スペシャル / STAY-HI / チープBlue / The Complaints Department / ALzebRA / Lovetide ※全8バンド(出演順)

準決勝Vol.6決勝進出者発表の模様
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1位 チープBlue(102票)
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<コメント>

準決勝Vol.6は、若干観客が少なめでした。

準決勝ともなると、圧倒的な集客をするバンドがひとつかふたつは必ずあるものですが、そういった台風のような出場バンドがいない、ある意味微風の回になりました。

そのせいもあってか、大所帯のバンドを差し置いて、ふたり組のユニット、チープBlueが決勝進出を果たしました。

チープBlueを一言でいうと、「上品なユーモア」という感じでしょうか。チープBlueワールドともいうべき雰囲気が絶妙でした。

パワー全開式でない、静かな演奏でユニットが勝ち抜くのはなかなか難しいものですが、演奏中にもチープBlueが観客を惹きつけていたのが、会場の空気として伝わって来ました。

前回のコメントの議論に引き続きとなりますが、ユニットとしての世界観=オリジナリティを作り上げていたことが勝利をもたらした、ということでしょう。

※コメントは、インディーズチケットオンライン管理人の個人的な見解に基づくインディーズ批評の試みです。

エマージェンザ・ジャパン2014 準決勝 Vol.5リポート

5月10日(土)、渋谷 eggmanで、エマージェンザ日本準決勝のVol.5が開催されました。

予選を勝ち抜いた8バンドから、会場の観客の挙手による投票でJOSYが決勝進出となりました。

出場バンド:桜井晃志 / Salome / オルガラウンジ / Ricky Typhoon / JOSY / 雪化粧 / サカセエレンOR / iromuk ※全8バンド(出演順)

準決勝Vol.5決勝進出者発表の模様
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1位 JOSY(193票)
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<コメント>

全バンド非常にレベルが高く、素晴らしい準決勝でした。突っ込みどころの余地はありません。(笑い)

決勝に残ったのはJOSYですが、超絶の演奏力でこれも異論はありません。

そうなると問題になるのは、オリジナリティでしょうか。

演奏が終わったあと、余韻として残るのはやはりオリジナリティの部分です。演奏中は大いに盛り上がっても、終わってみると、何だったんだろうと思う演奏もあります。

オリジナリティとは、語義から言うと他のバンドと違っていることだと思いますが、そうなると単純には、世界中のすべてのバンドを知っていなければ、オリジナリティの判定はできないことになります。

音楽の底上げが進んだ今の時代、そんなことは誰であっても不可能です。

それで問題は、オリジナリティは感じ取ることができるものなのか、という点になります。

そう考えてみたとき、オリジナリティとはそのバンドが作り上げた世界観ではないかという結論に至りました。

最近よく使われる言葉ですが、「世界観」とはさて何でしょうか。手元にあった古い辞書(『新版広辞林』三省堂刊)を見てみると、「宇宙または人生の本質に関する見解」とあります。

世界観だけが音楽の価値を決めるものではないとは思います。そのうえで敢えて言えば、準決勝を勝ち抜いたJOSYにもし課題があるとすると、演奏のすごさに比べて、楽曲がやや普通のような気がすることです。

※コメントは、インディーズチケットオンライン管理人の個人的な見解に基づくインディーズ批評の試みです。

エマージェンザ・ジャパン2014 準決勝 Vol.5/Vol.6 Live Information

エマージェンザ2014の日本準決勝Vol.5/Vol.6が、5月10日(土)・11日(日)に渋谷 eggmanで開催されます。決勝に進めるのは各日1バンドのみです。

Emergenza Japan 2014 準決勝 Vol.5

日時:2014年5月10日(土)  開場/開演 17:00 / 17:20
出場バンド:桜井晃志 / Salome / オルガラウンジ / Ricky Typhoon / JOSY / 雪化粧 / サカセエレンOR / iromuk ※全8バンド

Emergenza Japan 2014 準決勝 Vol.6

日時:2014年5月11日(日)  開場/開演 17:00 / 17:20
出場バンド:MONSTER大陸 / Muscular Pain / 中野スペシャル / STAY-HI / チープBlue / The Complaints Department / ALzebRA / Lovetide ※全8バンド

会場:渋谷 eggman 〒150-0041 渋谷区神南1-6-8
前売/当日:¥2,500 / ¥3,000 ドリンク代¥500別

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エマージェンザ・ジャパン2014 準決勝 Vol.4リポート

4月13日(日)、渋谷 eggmanで、エマージェンザ日本準決勝のVol.4が開催されました。

予選を勝ち抜いた8バンドから、会場の観客の挙手による投票で決勝進出バンドが決定しましたが、得票数多数のためワイルドカードの発動で2位までが準決勝通過となり、さらに2位の同得票により、なんと3バンドが決勝進出となりました。

出場バンド:LUV K RAFT / ROGANZ" / MIA CRYSTAL / Sonido del Viento / 春夏秋冬~4seasons~ / TingelTangel / OREZEBRA / THE ONE ※全8バンド(出演順)

準決勝Vol.4決勝進出者発表の模様
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1位 OREZEBRA(288票)
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2位 春夏秋冬~4seasons~(172票)
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同票2位 TingelTangel(172票)
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<コメント>

前半少なかった観客が、4番手のSonido del Viento辺りから増え始めて、OREZEBRAで会場は超満員となりました。

OREZEBRAの圧倒的かつ全力疾走のパワー、そして集客力には脱帽です。

結果、OREZEBRAが288票という圧倒的な票数を獲得し、ワイルドカードのふたバンド、春夏秋冬~4seasons~とTingelTangelが同票で計3バンドが決勝に進むこととなりましたが、全バンドが予選を超えるレベルの高い演奏をし、甲乙つけがたかったのは、前日に引き続いてのことでした。

甲乙つけがたい中、敢えて国際大会に日本代表を送り出すとしたら、日本的なバンドがいいのではないかと思った次第です。

Sonido del Vientoが日本的色彩を前面に出して、異色の素晴らしい演奏を聴かせてくれたからです。過去ドイツの国際決勝で優勝を勝ち取った日本代表のバンドが、日本色を打ち出したバンド(花と散るらん)だったことが脳裏に浮かびました。

Sonido del Vientoは、民謡をベースとしたヴォーカルが笛も担当し、ジャズ色の強いベースとキーボードが加わり、ドラムはなくパーカッションという編成のバンドです。仙台のバンドとのことですが、仙台地方の民謡もそうなのか、ヴォーカルは沖縄的なこぶし回しでした。

近年日本におけるお役所の文化政策で出てくるのは、決まってアニメ系ということになってしまいます。日本を代表する文化が、アニメ系だけというのは悲しいことです。

単に日本的味付けをすればいいということになったら、これまた艶消しですが、日本のバンドであるアイデンティティの確立は、世界で戦う戦略として必要ではないかと思ったのです。

※コメントは、インディーズチケットオンライン管理人の個人的な見解に基づくインディーズ批評の試みです。

エマージェンザ・ジャパン2014 準決勝 Vol.3リポート

4月12日(土)、渋谷 eggmanで、エマージェンザ日本準決勝のVol.3が開催されました。

予選を勝ち抜いた8バンドから、会場の観客の挙手による投票で、トップの1バンドが決勝進出を果たしました。

出場バンド:Astral Rain / scatterbrain / BEAUTIFUL WORLD / 純正エレジー / Moss / ヤジルシ / GNOSIS / デスベビーシッター ※全8バンド(出演順)

準決勝Vol.3 決勝進出者発表の模様
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1位 ヤジルシ(132票)
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<コメント>

「今年の出場バンドのレベルは高いな」というのが準決勝Vol.3を終わっての感想です。本当に素晴らしい準決勝でした。

予選の時は、「うまいことはうまいけど、ちょっとね」というバンドもあって、コメントにもそう書いたのですが、準決勝では演奏の素晴らしさに逆にねじ伏せられた感があります。マイナス点と思われた部分を、納得させるだけのパワーが演奏にありました。

例えばトップを飾ったAstral Rainですが、予選では、Progressive rockというジャンル表明と、インスツルメンタル部分のリフ構成と、歌メロの間で少々不一致を感じたのですが、準決勝では「これはこれでありだな」と感じました。

BEAUTIFUL WORLD、純正エレジーも同様で、バンドのコンセプトと演奏にじゅうぶん納得させられるものがありました。すべてのバンドが予選より出来がよく、密度の高い演奏を繰り広げてくれたと思います。

強いて言えば、scatterbrainは歌詞がメロディーと合っていないような気がしました。歌詞の内容と曲想が合っていないということではありません。メロディーのどの部分にどの言葉を充てるかということです。ぴったり合ったメロディーを充てることで、言葉は輝いて聴く人の胸にすっと入って来ます。そういった言葉の輝きが足りないと思ったのです。

準決勝の結果は、ヤジルシが1位となって、決勝に進むことになりました。

ヤジルシは、歌メロと楽器のリフ進行の絡み方には独特なものがありました。最後はやはりオリジナリティをいかに示せるかでしょうか。ただし、コンテストの場合、直接には結果につながらないことも多いのですが、今回は納得の結果でした。

※コメントは、インディーズチケットオンライン管理人の個人的な見解に基づくインディーズ批評の試みです。

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